【時事情報 リフォーム全般】ウクライナ問題による建材不足
こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これから、リフォーム豆知識として、皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。
今回は今後のリフォーム全般に関係しているお話かと思います。
昨今のコロナ問題で世界的な流通の停滞により、リフォーム業界においても建材・設備の品薄・納入遅れが続いています。特に半導体不足による給湯器の品薄は、設備発注しても2ヵ月、3ヵ月遅れが当たり前になっています。給湯器のリフォームをお考えの方は早めに検討された方が良いと思います。また、『ウッドショック』と呼ばれる木材価格の上昇はその深刻さを増してきました。
コロナ問題に加え、新たにウクライナ侵攻問題も日本のリフォーム業界に暗い影を落としています。
原油やガスはロシアの輸出資源として有名ですが、実はロシアは世界の森林の5分の1を有しており、木材も鉱物資源などに次いで重要な輸出資源になっています。特にウッドショック以降に輸出量を伸ばしており、日本は木材(製材品)を16%ほどがロシアからの輸入に頼っており、依存度は高いです。国内メーカーの合板はロシア産のカラ松を主材料にしています。昨今の世界情勢より代替え品が直ぐに見つかるとも思えず、品薄や遅延が続くと予想されています。
世界的な建材流通の遅れ。資材不足による価格高騰。
設備などは耐用年数が概ね決まっており、それを過ぎれば故障のリスクがでてきます。壊れてから即リフォームが通用しない時代になりつつあります。また、建材の価格も上昇し続けています。リフォームを検討されているお客様は一日でも早く検討された方が良いかもしれません。