【リフォーム豆知識 その19 関連:バリアフリーリフォーム】高齢者にとって早目のリフォームが必要な理由。

こんにちは!!リ.ホームスタジオです。これから、リフォーム豆知識として、皆様に活用して頂ける知識を掲載していきます。リフォームをご検討の際に少しでもお役に立てればと。

今回はバリアフリーリフォーム全般に関係しているお話かと思います。

 

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★身体機能が低下した場合の住宅

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上の図は平成27年の内閣府の調査資料です。多くの方が自宅での居住を希望していることがわかります。となると、当然高齢期の身体能力に合わせたリフォームが必要になりますが、ここで注意が必要です。何故なら高齢期になってからでは衰えてしまうリフォームに必要な能力があるからです。

 

『リフォームで必要になる3つの能力

高齢期にリフォームを行う際に、必要になる能力が三つあると言われています。

 

 

『判断能力』

リフォームを行うには費用や工事内容などを決めていく『判断能力』が必要になります。

『片付ける能力』

リビングなどのリフォームを行う上で、内装工事をやる場合、家具や物などを『片付ける能力』が必要になります。場合によっては一時的に仮住まいに引っ越しなども考えられます

 

 『受け入れる能力』

新しい設備を導入した場合には操作方法などを『受け入れる能力』が必要になります。

 

これらのように、リフォームの計画から完成まではかなりの労力を必要とされるため、できるだけ元気で活力があるうちに行う必要があります。

 

では、実際にどういったリフォームを行うべきでしょうか?それには国土交通省が2019年3月に発表した『高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン』があります。その中で住まいに潜む危険や潜在ニーズに配慮すべき8つの項目を説明しています。

 

 

1,温熱環境

2,外出のし易さ

3,トイレ・浴室の利用のし易さ

4,日常生活空間の合理化

5,主要動線上のバリアフリー

6,設備の導入・更新

7,光・音・匂い湿度など

8,余剰空間の活用

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上の図は人工動態調査(平成29年)によるものです。交通事故よりも家庭内事故が多いことがわかります。リフォームによる改修の必要性がわかります。

温熱環境は冬場のヒートショックや夏場の熱中症の危険をコントロールできます。今は浴室乾燥機能がついた暖房機などもあります。玄関やトイレ・浴室など主要な動線には手すりを取り付けると転倒事故防止にもなります。 段差解消のバリアフリーは様々な場所で必要になります。今のうちからご自宅の問題点を洗い出してみてはいかがでしょうか。もし、お困りでしたらエダ住宅がそのお手伝いを致しますので、お気軽にご相談ください。ご相談・お見積りは無料になっております。

 

『高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドライン』

 上記にリンクを作成しておきます。